個人間融資は、日本での認知度がまだまだ低いようですが、欧米ではごく普通の手段として流通されている金銭取引及びスタイルと言えるようです。融資希望する者は借り入れ目的となり、信用度などをコミュニティ内で記入する事で貸す側はそれらを基に検討します。
筆者はてっきり、BBS経由で簡単なお金の貸し借りをするだけが全てかと思っておりましたが、調べて見ますと同じ個人間融資にも種類がある事がわかりました。
特にこの二つが目立っているようです。
マーケット型は、サービスの運営会社が審査をしてから借り手個人の格付けを行い、貸し手個人がどの格付けに対してどれくらいの金利で貸し付けを行うかを決定するというものです。
融資希望者は格付けを得る為に、借りたい金額及び個人情報を運営会社に送信する事が求められますが、これによって個人情報と信用情報機関へのお問い合わせにより格付けが決定されます。貸す側はこれのリスクリターンに見合った格付けと金利、融資額を決める事が出来、貸し付けを行うとされております。
貸し手のリスク許容度及び希望利回りに応じて、株式市場のように金利が常に変動するという意味でマーケット型と呼ばれているとの事です。
オークション型に関しては、利率はオークション形式で貸して側による入札によって決まるというものなのです。一番安い利率で入札した貸し手が貸し付ける権利を得る事が出来ます。ただの個人間融資だけでなく、こんな方法もあったんだなという事が意外ですね。
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